あけぼの岐阜

岐阜県の乳がん患者会

会員27人が参加して勉強会&総会を行いました。
中津川市民病院の恋田弘美放射線技師さん(あけぼの岐阜賛同会員)が「画像診断 最新機器について」と題し新しい機器「3Dマンモグラフィー」による画像表示で“がん”の部分は青く映し出されるなど・・・など説明していただきました。
また、同市民病院の関谷正徳先生(乳腺専門医 あけぼの岐阜顧問医)は「乳がんの基礎知識」と題し、乳がんには「ルミナルA」「ルミナルB」「HER2」「トリプルネガティブ」の4パターンがある。ルミナルAとBの見分け方にはki-67が高いか低いかを指標とする。
ホルモン療法治療中の人の中に、薬の影響によりエストロゲン低下でうつ症状を発症する人もあるとのお話もありました。
最近の乳房検査機器には、PEM(乳腺専用のPET)、3Dマンモグラフィー(市民病院はこちらの機器)等があり、従来のマンモグラフィーは内部被ばくのリスクが高いとのこと。
遺伝子検査のお話もしてくださいましたが、30万円位で保険がきかないなど問題も多い。

最後に数人の会員さんの質問も快く受けてくださり、お答えを頂けました。
時間超過になりましたが、先生は時々ユーモアも交えてお話し下さいました。
会員もリラックスしてお話を聞くことができました。
報告者 有賀 紀美子副代表

岐阜会場の参加者                              多治見会場の参加者

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