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7月
多治見市文化会館で35人が参加し行われました。
総会では前年度の収支報告、今年度の勉強会などの案内をしました。
学習会は
国立がん研究センターがん情報提供部医療情報コンテンツ研究室長の渡邊清高先生に「がん登録とがん情報発信について」のお話をしていただきました。
医療機関ごとの【院内登録】は受診までの経緯、がんの種類、手術数などがわかり、自治体単位の【地域登録】は罹患率や生存率を継続して計算する仕組み。国立がんセンターは院内・地域のがん登録のデーターを集め整備。
がん対策の目的はがん患者が減り、がんが治る人が増え、また病気になっても元気に暮らせる期間が延び苦痛が軽減されることとのことです。
また短い時間ではありましたが、がん研究会有明病院乳腺センター長の岩瀬拓士先生に
乳がんのタイプを説明していただきました。「乳がん」は違うタイプならば別の病気と考えても良く・・それぞれに合った治療が有ることを学びました。
昼食は懇親会。
午後からは岩瀬先生による個別相談。10人が今後の治療など相談しました。
相談会場に入る時には緊張していた人も・・出てくるときはみな笑顔でした。
梅雨の合間の蒸し暑い一日でしたが、渡邊先生、岩瀬先生、会員の皆様のご協力で無事終えることができました。ありがとうございました。