あけぼの岐阜

岐阜県の乳がん患者会


9月25日、岐阜市のハートフルスクエアGで会員ら約90人が参加して行われました。

【午前の部】 
      会員限定での梅田看護師さん(あけぼの岐阜賛同会員)
      に乳がん術後の生活面に関するお話。
      リンパ浮腫にならないための対処法リンパ体操
      おまけで小顔になるリンパ体操も教えていただきました。
      乳房再建等のお話も。
【午後の部】
      二村学先生 岐阜大学医学部乳腺・分子腫瘍学講座准教授
      テーマ「乳がん超音波診断・・あらたなる戦力」と題し
      RVS(最新技術が搭載された超音波装置) 超音波画像とCT画像、MRI画像を
      同時に表示できる画期的な技術をもち、乳がん診断を正確に行うことが出来る
      機械のお話をしていただきました。
  
      田村正枝先生 岐阜県立看護大学 成熟期看護学領域教授(あけぼの岐阜賛同会員)
      テーマ 「ストレスとうまくつきあう」と題し
      乳がん患者さんだけでなくがん患者さんは、心の風邪を引きやすい。
      頑張りすぎないで「ストレス」とうまく付き合う方法のお話
    
    
      山本悟先生 岐北厚生病院 院長(あけぼの岐阜顧問医)
      テーマ「乳がん治療~最近の話題~」と題し
      今年3月開催されたザンクトガレン国際乳癌カンファレンスでの早期乳癌の
      治療法が変わった。 
      一人一人違う治療(テーラーメイド治療)
      サブタイプは5つに分けられ、ルミナルA、ルミナルB(HER2陰性)、ルミナルB
      (HER2陽性)、HER2陽性(非ルミナル)、ベーサルライク(トリプルネガティブ)
      「病的分類」から「生理学的」なアプローチが鮮明になってきました。
      7月には新しい薬の認可「ハラヴェン」(生存期間が2.7ヶ月延命)や
      日本の製薬会社で開発され
      今年一月に認可されるはずであつた薬「アバスチン」が近々認可される予定。
    
      医療の世界は日々進化しています。 
      患者である私達も、日々の進化に期待を寄せ一日一日を大切に過ごしましょう。